本記事では、大人気漫画『ダンダダン』の最新話である第175話の内容を詳しくまとめています。
今回の見どころ
- 雪白幸姫を脅した先生とは？
- 力を奪うナイフの謎
- 小人の正体
- 雪白幸姫とアイラの過去
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現状のおさらい
各キャラの状況
綾瀬桃
ジオラマ（呪行李）の食べ物を口にしてしまった影響で、身体は元の大きさに戻らず、小さいままです。
歴史文化研究部のメンバーの中で、小人が見えるのは桃だけです。
高倉健（オカルン）
ターボババアの力は失いましたが、日頃の戦いの影響で身体能力は向上した。
保健室の女王先生
毎日さまざまな生徒の不安や悩みを聞いている中で、心霊に関する相談を受けることもあった。
相談者と共にお祓いに行ったり、良くない場所に足を運んだりしているうちに、いつの間にか霊が見えるようになった。小人も見えている。
雪白幸姫
幼い頃は若き天才ピアニストとして活躍していたものの、挫折を経験。
「誰かに見てほしい」「ちやほやされたい」という強い承認欲求から、自身の身体の写真をネットに晒すようになった。
しかし、その写真が脅迫の道具として利用されるようになり、謎の相手から無理やり力を与えられる。
その結果、小人たちを使って綾瀬桃の能力を奪おうと画策するが、最終的に歴史文化研究部のメンバーによって捕らえられる。
これまでの流れ
女王先生は、相談者と共にお祓いに行ったり、良くない場所に足を運んだりしているうちに、いつの間にか霊が見えるようになっていたため、虚空に入ることができました。
女王先生は雪白幸姫の発言の矛盾に気づき、さらに彼女の周りにいる小人が見えていました。
【ダンダダン最新話】175話の内容
以下では、漫画『ダンダダン』の最新話 第175話「真犯人は誰じゃんよ」の内容を詳しくまとめています。
雪白幸姫を脅した先生とは？
第174話では、雪白幸姫がある先生から脅されていたことが明らかになりました。
- 雪白幸姫は強い承認欲求から、SNSの裏アカウントに自分の下着姿を投稿していましたが、その写真がある先生に知られてしまいます。
- その先生から「このことをバラされたくなければ、綾瀬モモにこのナイフを刺し、彼女の力を奪え」と指示されます。
- しかし、雪白幸姫はその先生が誰なのか、なぜか思い出せず、記憶が欠けていることに気づきます。
雪白幸姫の記憶が欠けている状況は、ズマ（頭間雲児）のケースと非常によく似ています。
ジオラマ（呪行李）事件において、ズマには協力者がいたはずですが、彼もまたその協力者の顔や名前、特徴を思い出せなくなっていました。
ジオラマ（呪行李）事件でズマに協力した人物が三丈目先生（サンジェルマン伯爵）であることは判明しています。
さらに、雪白幸姫と三丈目先生が持っているナイフの見た目が非常によく似ていることから、雪白幸姫を脅した先生が三丈目先生でほぼ確定と考えて良いでしょう。
力を奪うナイフの謎
雪白幸姫は、ある先生から「綾瀬モモの力を奪うように」と指示されていたことを告白しました。
歴史文化研究部のメンバーたちは、桃の超能力を奪うなんて本当に可能なのかと驚きます。
雪白幸姫は「このナイフを刺すと、その人の能力を奪えると言われた。
ただし、ただ刺すだけではダメで、ある条件を満たす必要がある」と説明します。
しかし、条件を思い出そうとするも、急に頭を抑えて苦しみ出します。
白鳥アイラは「条件って何よ！もったいぶらずに言いなさいよ！」と責め立てますが、雪白幸姫は「本当に思い出せない」と苦しげに答えます。
169話で、相手を屈服させない限り、その能力を奪うことはできないという事実が明らかになっています。
また、三丈目先生がオカルンに対して「屈服しますか？私の知識に負けを認めますか？」と問いかけていたことから、『屈服＝負けを認めること』であると考えられます。
アイラは信じられず「ふざけんじゃねぇわよ！」と怒りますが、桃は「先生が雪白幸姫に何か細工している可能性がある」と推測します。
雪白幸姫はあくまで工作員であり、作戦が失敗する可能性を考慮して、万が一にも教師本人に辿り着かれないよう、雪白幸姫に何らかの細工が施されている可能性があります。
雪白幸姫の小人の力
桃は雪白幸姫に「小人を使う能力は元々持っていた力なのか」と尋ねます。
雪白幸姫は「無理やりその先生にもらった力だ」と答えました。
「先生は同じナイフを何本も持っていて、そのナイフで私の腕に傷をつけた。
そしたら、小人が見えるようになった」と説明します。
雪白幸姫の腕にある傷に群がる小人たち。
それを見た雪白幸姫は咄嗟に「ちょっと！触らないでって言ってんでしょ！」と怒鳴り、小人たちを振り払います。
その行動を見た桃は、「小人たちはあんたのことを守ってたんじゃないの？」と問いかけます。
雪白幸姫は、「こんな力いらない！ずっと私に付き纏って、気持ち悪い！
こんな奴ら見たくない！早く普通に戻りたいの！
一度失敗しただけで、なんでこんな目に遭わなきゃいけないの…」と涙を流しました。
女王先生による小人の正体
女王先生は「昔、『小さいおじさんが見える』という生徒がいて、見えなくする方法を調べたことがある」と語ります。
小人の正体
ある土地の民間伝承によると、小人は元々“人”であったとされています。
- 地上から追いやられた者たち
- 社会的弱者
- 世の中から忘れられた人たち
上記のような人たちが、ひっそりとこの世から姿を消し、小人になったと言われています。
- 小人になった後は、人だった頃の記憶を失う
- 誰かに自分の存在を認めてもらいたいという強い想いだけが残る
- 自分のことが見える人を見つけると、その人のもとに集まり、尽くそうとする
よく「小人が見えると幸運が訪れる」と言われるのは、こうした理由からなのかもしれません。
ちなみに、かつて女王先生に相談に来た生徒は、今では“小さいおじさん”を探しているそうです。
雪白幸姫の涙
雪白幸姫は学校でも孤立し、家では落ちこぼれ扱いを受けていました。
そのため、小人たちの自分の存在を認めてもらいたいという想いに共感し、涙を流します。
そんな雪白幸姫に、小人たちは「ガンバレ コウキ」という文字を見せます。
その光景に、雪白幸姫の涙はさらに溢れました。
涙を流す雪白幸姫を見た桃は、「その小人たちって、能力で生み出したものじゃなくて、昔からいる存在ってこと？」と尋ねます。
雪白幸姫は「うん。そう言ってた」と答えます。
小人を使う能力ではなく、『小人を見ることができる能力』
「言ってた！？小人の言葉がわかるの！？」と驚く桃に、雪白幸姫は「少しならわかる」と返答します。
桃は「小さくなった人が元に戻る方法を知っている小人はいないか」と尋ねますが、小人たちは何も知らないようです。
桃はがっかりしますが、オカルンが励まし、別の可能性を探ることにしました。
アイラの分析
アイラは「このナイフの持ち主も気になるわね。
相手の能力を奪い、それを他の誰かに付与できるなんて……
モモだけじゃなくて、私たちも狙われる可能性があるわ。
前の外宇宙人のときみたいに、突然襲われるかもしれない。
しかも今回は、能力を持った人間にね」と冷静に分析します。
「敵は必ず雪白幸姫に接触してくるはず。そのときは私たちが動いて、敵を捕まえる」と作戦を立てました。
さらにアイラは、「敵を捕まえたら、雪白幸姫の下着画像も消させてやるわよ」と約束します。
それを聞いた雪白幸姫は、申し訳なさそうに「すいません」と謝りました。
雪白幸姫とアイラの過去
アイラは雪白幸姫の名前を聞き、「ピアノのジュニアコンクールで最年少最優秀賞を取った人物」と思い出します。
アイラは「でもその後、私は死ぬほど練習してあなたに勝ったけどね！」と得意げに言います。
幼い頃、ピアノのコンクールで競い合っていたライバルだったことが判明しましたが、アイラの方が雪白幸姫を一方的にライバル視していたようです。
彼女は雪白幸姫に勝った際のインタビューでこう語っていました。
「自分の才能を信じてやってきてよかったです！
初めは運よく賞を取っても、結局才能がなければ舞台に立ち続けることはできないんだなって思いました。」
その言葉を聞いた雪白幸姫は、「白鳥アイラ！」とアイラのことを思い出します。そして、「あなた、ピアノは続けてるの？」と尋ねます。
アイラは「めんどくさいからやめたわよ」と軽く答えます。
その言葉に、雪白幸姫は驚いて言います。「私はあなたのせいでピアノをやめたのに！なんであなたがピアノをやめてるの！？」
アイラは「ふざけんじゃないわよ！あんたがヘタレだっただけでしょ！？
親にピアノやらせてもらえるだけ感謝しなさいよ！」と怒ります。
すると、雪白幸姫も「どの口がそんなこと言うの！？あんたなんか『めんどくさい』って言ったくせに！」と反論します。
他のメンバーたちの様子
佐脇凛とバモラはシャツの修繕を終え、オカルンは桃と小人の話を聞きながら観察を続けます。
一方、保健室のベッドでは坂田金太が寝ており、ジジが心配して声をかけますが、坂田は女王先生の言葉で元気を取り戻しました。
まとめ
本記事では、大人気漫画『ダンダダン』の最新話である第175話の内容を詳しくまとめました。
今回の見どころ
- 雪白幸姫を脅した先生とは？
- 力を奪うナイフの謎
- 小人の正体
- 雪白幸姫とアイラの過去
ちょき最後まで読んでくださりありがとうございました♪