2019年5月3日に日本で公開された映画『名探偵ピカチュウ』
大人気ポケットモンスターの世界を、初めて実写で描いて大ブームを起こしました!
私たちも映画館でワクワクドキドキしながら見ていたのを今でも思い出します!
本記事は映画『名探偵ピカチュウ』のあらすじや内容・ネタバレと賛否両論の理由を徹底考察していきます!
- 映画『名探偵ピカチュウ』の概要
- 内容ネタバレ
- 映画が賛否両論の理由
映画『名探偵ピカチュウ』の概要
謎を解くのは、この愛くるしい名探偵!
概要
- 公開日:2019年5月3日(日本)、2019年5月10日(アメリカ)
- ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、ミステリー、実写・CGハイブリッド
- 監督:ロブ・レターマン
- 制作:レジェンダリー・ピクチャーズ、ポケモンカンパニー、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
- 公開初週:アメリカ国内で約5,400万ドル(約74億円)
- 総収入:世界興行収入で約4億3,300万ドル(約607億円)
あらすじ
ティム・グッドマンは、突然の事故で行方不明となった父ハリーを探すためにライムシティを訪れる。
そこでティムは、父の元相棒であり、なぜか人間の言葉を話せる記憶喪失のピカチュウと出会う。
二人は手を組み、ハリーの失踪に関わる謎を追いながら、街に潜む大きな陰謀とポケモンに関する秘密に迫っていく。道中、さまざまなポケモンたちと遭遇しながら、ティムとピカチュウは事件の真実を解き明かす。
内容ネタバレ
第1章:ティムの父の失踪
物語は、主人公ティム・グッドマンが、父ハリーの失踪と事故死の知らせを受けたところから始まります。
ティムはかつてポケモントレーナーを目指していましたが、その夢を諦め、今は普通の仕事をして暮らしています。
ハリーの事故現場に疑問を感じたティムは、父が住んでいたライムシティに向かいます。
この街では、人間とポケモンが共存する未来的な都市が描かれています。
第2章:ピカチュウとの出会い
ティムがハリーのアパートを訪れると、そこで記憶を失ったピカチュウと出会います。
驚いたことに、このピカチュウはティムにだけ人間の言葉で話すことができます。
ピカチュウは自分がティムの父ハリーの相棒だったこと、そしてハリーが生きている可能性があると信じていることを伝えます。二人はハリーの失踪の真相を探るために協力し合うことになります。
第3章:ルーシーとの調査
調査を進める中で、ティムとピカチュウは若いレポーター、ルーシーと出会います。彼女もハリーの失踪を調べており、三人は力を合わせて手がかりを追っていきます。
手がかりは、ハリーが「R」と呼ばれる謎の物質を調査していたこと、そしてその物質がポケモンを狂暴化させる効果があることを示していました。
第4章:ポケモンファイトクラブ
調査の一環として、ティムたちは地下に存在するポケモンファイトクラブにたどり着きます。
ここでは「R」が使用され、ポケモンが暴れ回る場面が描かれます。
クラブでの戦闘後、ティムとピカチュウは、ハリーの事故が意図的なものである可能性を示すさらなる手がかりを掴みます。
第5章:巨大企業の陰謀
物語が進む中で、ティムとピカチュウは、ライムシティの創設者であるハワード・クリフォードの巨大企業が事件に関与していることを発見します。
ハワードは、ポケモンと人間の完全な融合を目指していたことが明らかになります。
彼は、「R」の効果を利用し、ポケモンの能力を人間に転送する技術を開発していたのです。
第6章:ハワードの真の目的
ティムたちは、ハワードの目的が、ポケモンと人間を完全に融合させることだと知ります。
ハワードは、ミュウツーという強力なポケモンを使って、自らの計画を実行に移そうとしていました。
実は、ハリーはこの陰謀を阻止しようとして行方不明になったことがわかります。
ミュウツーの力を使ってティムの父ハリーは一時的にピカチュウの体と融合させられていたのです。
第7章:最終決戦と真実の解明
最終的に、ティムはハワードの企みを阻止するために、ピカチュウと共にミュウツーに立ち向かいます。
戦いの中で、ハワードは自らの野望のためにミュウツーの力を使おうとしますが、ティムとピカチュウは協力してそれを阻止します。
ミュウツーはハリーを無事に元の姿に戻し、ティムと父ハリーは再会を果たします。
さらに、ピカチュウがティムの父ハリーと一時的に融合していたことが明らかになり、ピカチュウ自身の記憶も回復します。
結末
ハリーは無事に戻り、父と子の絆が再び深まります。
ピカチュウは本来の姿に戻り、ティムと共に新たな冒険を始めることを予感させる形で物語は幕を閉じます。
賛否両論の理由
映画『名探偵ピカチュウ』はファンからの賛否両論が激しい映画とも言われています!
その理由をまとめてみました!
賛成の理由
- ビジュアルと世界観のクオリティ
実写とCGのハイブリッドで、ポケモンをリアルに再現したビジュアルは多くのファンに評価されました。
特に、ピカチュウや他のポケモンたちが現実世界でどのように存在するかが、CG技術によって非常に細かく表現されています。ポケモンの毛並みや表情がリアルに感じられたことが、ビジュアル面での高評価につながりました。
- ライアン・レイノルズの声優としての演技
主役のピカチュウに声を当てたライアン・レイノルズの演技は、ユーモアと感情をうまく融合させ、多くの視聴者に楽しさを与えました。
彼のユニークな演技スタイルは、子供向け映画でありながら大人にも楽しめる要素として評価されました。
- ファン向けの細かい設定やキャメオ出演
原作ゲームやアニメシリーズに基づく細かな設定や、多くのポケモンの登場シーンが、ポケモンファンには嬉しいサプライズとなりました。
さまざまなポケモンがリアルな形で登場し、シリーズへの愛情を感じさせるディテールが評価されました。
反対の理由
- ストーリーの単純さ
ストーリーが平凡で、特に大人の観客にとっては予測しやすく、深みがないと感じる声がありました。
ミステリー要素が薄く、結末がわかりやすかったため、サスペンス性や驚きに欠けたという批判がありました。
物語の展開がやや直線的で、複雑さを欠いている点も指摘されています。
- 原作ゲームとの違い
映画は、ゲーム『名探偵ピカチュウ』をベースにしているものの、細かな部分での違いがあり、ゲームファンの期待に完全に応えられなかったという声もありました。
特にゲームのストーリーラインやキャラクター設定に愛着を持っていたファンからは、映画の改変が不満だったとの意見も見られます。
- キャラクターの扱い
ポケモンの種類は豊富に登場するものの、それぞれのキャラクターの活躍が少なく、一部のファンは特定のポケモンが十分に描かれていないことに不満を抱きました。
期待していたポケモンがほんの一瞬しか登場しなかったり、重要な役割を果たしていない点が批判の対象となりました。
総括
映画『名探偵ピカチュウ』は、ビジュアル面やキャラクターのリアルな描写が高く評価される一方で、ストーリーやキャラクターの深みが不足しているという声もありました。
特に、原作ゲームやアニメシリーズのファン層と、初めてポケモンに触れる観客の期待にギャップがあり、それが賛否両論につながったと言えます。
まとめ
本記事は映画『名探偵ピカチュウ』のあらすじ/内容ネタバレについてまとめました!
映画本編では主人公ティムとピカチュウの友情シーンや細かな表情まで深く描かれています!
ポケモンが実在したら…想像の世界で起こる波瀾万丈のミステリーを皆様もぜひ味わってください♪