第49回セザール賞で12部門にノミネートされたスリラー映画『動物界』がついに公開されます!
2024年11月8日(金)公開予定です!
本記事は映画『動物界』のあらすじや内容、ネタバレ考察、上映映画館情報をまとめました!
- スリラー映画『動物界』とは
- あらすじ内容&ネタバレ考察
- 上映予定の映画館
映画『動物界』とは
変異か、生存か—人類は今、野生に飲み込まれる!
概要
- 公開日:2024年11月8日
- ジャンル:アニマライズ・スリラー、ファンタジー、ドラマ
- 監督:トマ・カイエ
- 制作:Nord-Ouest Films, StudioCanal, France 2 Cinéma
人々が動物に変異する奇病が蔓延する近未来を舞台に
親子の絆と社会の分断を描くスリラー
あらすじ
近未来の世界、人々は原因不明の奇病により、次々と動物に変異していく恐怖に直面していく。
奇病に侵された者たちは「新生物」として凶暴化するため、隔離施設に収容されています。その中には、主人公フランソワの妻ラナも含まれていました。しかし、ある日、移送中の事故が発生し、新生物たちが野に解き放たれます。
フランソワは16歳の息子エミールを連れて、行方不明となった妻ラナを必死に探し始めるのです。
捜索の旅の中で、徐々にエミールの体にも異変が現れ、彼は自分の変容に恐怖を感じ始めます。息子が動物化していく姿を目の当たりにする父親の苦悩、そして人類と新生物との間で分断が深まる世界の緊張感が高まっていきます。
果たして彼らは、変異に抗いながら家族を取り戻すことができるのか。それとも、この世界において、人間であることすら奪われてしまうのでしょうか?
ネタバレ内容
第1章: 世界の変容と奇病の蔓延
物語は、原因不明の奇病が広がり、人々が徐々に動物に変異していく世界で始まります。
政府は変異した人々を「新生物」として隔離し、社会全体が不安と恐怖に包まれています。主人公フランソワの妻ラナもこの奇病にかかり、施設に収容されています。
第2章: 事故と逃亡
新生物たちを移送中の事故が発生し、ラナを含む多くの新生物が解放されてしまいます。
フランソワは16歳の息子エミールを連れて、行方不明のラナを探すための旅に出る決意をします。
この章では、異常な状況下での混乱と恐怖が描かれます。
第3章: エミールの変化
ラナを追う旅の途中で、エミールの体にも変化の兆しが現れ始めます。彼の身体的な変異は徐々に進行し、精神的な苦悩も深まっていきます。
フランソワは息子の変化に直面しながら、家族を守るための道を模索します。
第4章: 社会の分断と新生物の迫害
新生物への偏見や差別が社会全体に広がり、フランソワたちが遭遇する人々や組織の反応も極端になっていきます。
彼らは新生物の恐怖を利用する者や、逆に新生物を受け入れようとする者たちとの出会いを通じて、異なる立場の人々の心情や価値観を知っていきます。
第5章: 終盤の葛藤と選択
物語がクライマックスに近づくにつれ、エミールの変異は進行し、フランソワは彼の未来について厳しい決断を迫られます。
ラナとの再会が果たされる一方で、家族全員が新しい形での生存と受容に直面することになります。
第6章: 結末と新たな始まり
最後に、親子が直面する最終的な選択が描かれます。
物語は、奇病の中で人間らしさを保ち続けることの難しさと、それでも生き抜くことの意味を観客に問いかけ、印象的な結末を迎えます。
見どころ
- 卓越したテーマ性
動物化する奇病を通じて、社会的な分断や差別問題に切り込み、観る者に問いかけます。
コロナ禍の影響もあり、身近な恐怖として捉えられる現実味があります。 - 特殊メイクと演技
リアルで自然な特殊メイクが注目され、動物への変化を細やかに表現しています。
俳優の繊細な演技が、キャラクターの苦悩と受容を見事に伝えます。 - 多ジャンルの融合
家族ドラマ、サバイバルスリラー、社会派映画といった多様な要素を取り入れ、娯楽性と芸術性を両立させています。 - 感情を揺さぶる物語
親子の絆や変容への恐怖が深く描かれ、観る者の感情を揺さぶります。特に、家族を守るために奮闘する姿が印象的です。
上映予定の映画館
まとめ
本記事は第49回セザール賞で12部門にノミネートされたスリラー映画『動物界』についてまとめました。
そんな『動物界』は2024年11月8日(金)公開予定です!
人間が動物に変異する奇病が蔓延する近未来を舞台に、家族の絆や社会の分断を描いたアニマライズ・スリラー映画『動物界』をお見逃しなく♪