ディズニー映画『不思議の国のアリス』の世界を題材にした実写映画『アリス・イン・ワンダーランド』。
ティム・バートン監督によるファンタジー映画で、2010年3月5日に世界で初公開されました!
本記事はアリス・イン・ワンダーランド』のあらすじを章毎にまとめました!
映画『アリス・イン・ワンダーランド』について
夢と現実が交わる場所、そこはワンダーランド
概要
- 公開日:2010年3月5日
- ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
- 監督:ティム・バートン
- 制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
あらすじ
19歳のアリスは、自分の気持ちを無視した結婚を迫られ、どうするべきか悩んでいました。
そんな中、彼女は庭で白ウサギを見つけ、その後を追いかけているうちに不思議な穴に落ちてしまいます。
気づくと、そこは夢で訪れたことのある奇妙な世界「ワンダーランド」。けれど、今のワンダーランドは荒れ果て、人々は赤の女王の支配に苦しんでいました。
不思議な住人たちは、アリスこそがこの世界を救う「選ばれし者」だと信じ、彼女に協力を求めます。けれど、アリスは自分がそんな大役を担えるのか自信がありません。こうして、アリスの新たな冒険が幕を開けます。
内容ネタバレ
第1章:迷い込んだ世界の入り口
ある日、アリスは庭のパーティーから逃げ出しました。大人たちの決めた結婚なんて、なんだか自分に合わない気がしていたからです。
そんな時、目の前を通り過ぎたのは白ウサギ。ウサギが急いで走っていくのが気になって、アリスはその後を追いかけていきました。
そして、気づいた時には、大きな穴に落ちてしまいます。
第2章:不思議な住人たちとの出会い
穴の底で目を覚ましたアリスがたどり着いたのは、どこかおかしな世界。
「ここはワンダーランドだよ!」と迎えたのは、双子のトゥイードルダムとトゥイードルディー。途中で会ったチェシャ猫は、にっこり笑いながらアリスに言いました。「君をずっと待っていたんだ!」
でも、なんだかこの世界は様子がおかしいみたい。赤の女王が恐ろしいルールで支配していて、みんなが怯えて暮らしているのです。
第3章:アリスの悩みとマッドハッターの助言
みんなが「アリスはこの世界を救う選ばれし者だ!」と言います。でも、アリスは自信がありません。「私なんかに、そんなことできるのかな…?」
そんな時、彼女を助けてくれたのが、ちょっと変わった帽子職人、マッドハッターです。
「君ならできるさ!でも、まずは自分を信じることが大事だよ」と、優しく励ましてくれます。
第4章:決戦への道
アリスは勇気を出して、赤の女王がいるお城へ向かうことに決めました。
途中で、白の女王から「これがジャバウォックを倒す剣だよ」と、伝説の剣を託されます。
仲間たちと一緒に、アリスはどんどん強くなっていきました。
「怖くても、進むしかないんだ」と心の中で決意します。
第5章:運命の戦い
ついにやってきた、ジャバウォック(ドラゴン)との戦いの日。
赤の女王の軍が迫る中、アリスは剣を手に立ち向かいます。「私にだって、やれる!」――自分を信じたその瞬間、アリスは見事にジャバウォックを倒し、赤の女王の支配を終わらせました。
第6章:自分の道を見つけて
ワンダーランドに平和が戻った後、アリスは現実の世界に帰ることを選びました。
だけど、今のアリスはもう迷っていません。
「私は私の人生を歩くの」と、しっかり前を向いて進んでいきます。
こうして、彼女の物語は終わり、新しい冒険が始まったのです。
原作『不思議の国のアリス』
すべてが不思議、そしてすべてが可能な世界へ
概要
- 公開日:1951年7月26日(アメリカ)、日本公開は1953年8月6日
- ジャンル:ファンタジー、アニメーション
- 監督:クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク
- 制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
あらすじ
少女アリスは、退屈な午後を過ごしている最中に、服を着た白ウサギを見つけ、その後を追いかけます。
ウサギの穴に落ちた彼女は、奇妙で不思議な「ワンダーランド」に迷い込みます。
そこでは、次々と不思議なキャラクターに出会い、普通では考えられない出来事がアリスを待ち受けます。
『アリスインワンダーランド』と『不思議の国のアリス』の関係性と違い
ストーリーの続編的な設定
- 不思議の国のアリス
アリスが子どもの頃、不思議の国に迷い込み、奇妙なキャラクターたちと出会い、さまざまな冒険をします。夢から覚めると、すべては幻想だったことが示されます。
- アリスインワンダーランド
物語はアリスが19歳になって再びワンダーランドに戻るという、オリジナルの続編的な展開です。彼女は成長した自分と向き合いながら、ワンダーランドを救う使命を果たします。
映画オリジナルのテーマ
- 不思議の国のアリス
アリスの冒険は、夢の中での奇想天外な体験であり、成長や教訓を直接的にテーマにはしていません。非現実的な展開が物語の中心です。
- アリスインワンダーランド
アリスが成長し、自分の進むべき道を見つけるという自己発見と成長が大きなテーマです。現実世界の不安や圧力から逃げるのではなく、向き合う力を描いています。
キャラクターの性格と役割の変更
- 不思議の国のアリス
登場キャラクターたちは、アリスの旅を奇妙で不思議なものに変えていきます。
物語の中では、彼らがアリスを助けたり、邪魔したりするものの、アリス自身の運命を左右するような大きな存在ではありません。
- アリスインワンダーランド
主要キャラクターの役割が強調され、物語に重要な意味を持ちます。
特に、マッドハッター(は、アリスの旅を導き、彼女を支える重要な存在になっています。
また、赤の女王と白の女王の対立が、映画のメインプロットのひとつとして描かれます。
ワンダーランドの雰囲気とトーン
- 不思議の国のアリス
夢の中の世界として、不条理でシュールな雰囲気が強く、すべてがカオスに満ちています。
- アリスインワンダーランド
ワンダーランドは、よりダークファンタジーな世界にアレンジされ、赤の女王の支配によって荒廃しています。
ビジュアルも幻想的で暗いトーンが採用され、ティム・バートン監督らしい世界観が反映されています。
物語の結末の違い
- 不思議の国のアリス
アリスは夢から覚め、すべてが幻想だったことを知りますが、それが彼女に大きな影響を与えた様子は描かれません。
- アリスインワンダーランド
アリスはワンダーランドでの冒険を通して、現実の問題に立ち向かう勇気を手にします。
物語の最後には、自分の人生の舵を取り、結婚や家族の期待に縛られない生き方を選びます。
ジャバウォックの登場
- 不思議の国のアリス
ジャバウォックは、続編『鏡の国のアリス』内の詩に登場する架空の怪物で、ストーリーには直接関わりません。
- アリスインワンダーランド
ジャバウォックは赤の女王の象徴的な存在として登場し、アリスが最終的に倒さなければならない敵となります。
これにより、物語にヒーロー的な要素が加わっています。
まとめ
前作「不思議の国のアリス」の奇妙な世界観をベースに、ティム・バートン監督によってさらに進化を遂げた『アリス・イン・ワンダーランド』
一度見たら忘れられないキャラクターたちと、想像を超える世界での冒険が見どころ。再び「アンダーランド」に戻ったアリスが、赤の女王の支配に立ち向かう姿が描かれています!
圧倒的なビジュアルと心を揺さぶるストーリーはdisney +で見れますよ!