2022年7月1日に日本で公開された映画『バズ・ライトイヤー』
ディズニーピクサーのトイストーリーに登場するバズが主人公の映画で、当時世界中で大ブームを引き起こしました!
私たちも映画館でワクワクドキドキしながら見ていたのを今でも思い出します!
本記事は映画『バズ・ライトイヤー』のあらすじや内容・ネタバレと賛否両論の理由を徹底考察していきます!
- 映画『バズ・ライトイヤー』の概要
- 内容ネタバレ
- 映画が賛否両論の理由
映画『バズ・ライトイヤー』の概要
無限の彼方へ、新たな冒険が始まる!
概要
- 公開日:2022年7月1日(日本)、2022年6月17日(アメリカ)
- ジャンル:SF、アドベンチャー、アニメーション
- 監督:アンガス・マクレーン
- 制作:ピクサー・アニメーション・スタジオ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
- 公開初週:約5,100万ドル(約72億円)
- 総収入:約2億2,600万ドル(約317億円)
あらすじ
アンディが大好きだったおもちゃ、バズ・ライトイヤー。もし、彼がスペースレンジャーとして活躍する物語が実際にあったらどうなるのか?そんな想像をもとに、仲間思いなバズのルーツを描いた映画です。
物語では、バズと1200人の乗組員が危険な惑星に不時着してしまいます。1年後、バズは乗組員全員を地球に帰すため、テスト飛行に挑むことに。ですが、最初のフライトは失敗し、わずか4分の飛行の後、地上ではすでに4年もの時間が経っていました。それでも諦めきれないバズは、親友アリーシャの忠告を無視し、何度もテスト飛行を繰り返します。
そして、ついに彼が戻ってきた時には、なんと62年と7ヶ月と5日が過ぎており、親友アリーシャもいなくなっていました。バズは新たな仲間や相棒ロボットのソックスとともに、思いもよらぬ強敵と対峙することになります。
内容ネタバレ
第1章:任務の失敗と孤立
冒頭では、バズ・ライトイヤーとそのチームが未知の惑星を探査するシーンから始まります。彼らは惑星で異常な生物に襲われ、緊急事態に陥り、船に戻ることができなくなります。
バズは脱出の指揮を取りますが、最終的に任務に失敗し、彼らの宇宙船は修理不能の状態で惑星に不時着してしまいます。この出来事が、彼らが惑星に孤立し、故郷への帰還が遠のく原因となります。
第2章:時間の経過とクリスタル燃料の実験
バズと彼の仲間たちは、惑星から脱出するために「クリスタル燃料」を開発し、それを使ってワープ飛行を試みます。しかし、ワープに成功するためには燃料の調整が必要で、バズはテスト飛行を繰り返します。
その間、バズにとってはほんの数分の飛行ですが、惑星では何年も時間が経過しており、仲間たちは年老いていきます。バズがテストを繰り返す中で、自分だけが時間を失い続ける孤独な戦いが描かれます。
第3章:未来の世界とザーグの登場
何度目かのテスト飛行後、バズが戻ると、惑星はすっかり未来の世界に変わっていました。この時点でバズは新しい仲間たちと出会い、彼らと共にザーグとそのロボット軍団と戦うことになります。
ザーグは圧倒的な力を持ち、バズたちは絶望的な状況に追い込まれます。この章では、ザーグが敵として登場し、バズにとって最大の脅威となります。
第4章:ザーグの正体と衝突
物語の核心に迫るシーンで、ザーグの正体が明かされます。ザーグは未来のバズ自身であり、過去の任務失敗をやり直すために時間を遡ろうとしているのです。
ザーグ(未来のバズ)は、過去のバズが持つクリスタル燃料を使って、自分の理想の未来を実現しようと企みます。しかし、過去のバズは「過去を変えるのではなく、現実を受け入れて前に進むこと」が重要だと考え、二人は激しく対立します。
第5章:最終決戦と選択
ザーグ(未来のバズ)は、過去を変えるためにあらゆる手段を使ってバズを追い詰めますが、最終的にバズと仲間たちは彼の計画を阻止しようと奮闘します。
最終決戦では、バズが仲間たちの助けを借りてザークを倒し、過去をやり直す誘惑に打ち勝つ姿が描かれます。
バズは過去の失敗を受け入れ、今ある状況を乗り越えるという選択をします。
第6章:新たなスタート
最終的に、バズと仲間たちはザークを倒し、惑星に平和を取り戻します。
彼らはクリスタル燃料を使って惑星から脱出する計画を成功させ、再び宇宙への旅を再開します。
バズは、過去の失敗に固執するのではなく、現在を受け入れて新たな未来を築く決意を固め、仲間たちと共に前進します。
賛否両論の理由
映画『バズ・ライトイヤー』はファンからの賛否両論が激しい映画とも言われています。
その理由をまとめてみました!
賛成の理由
- ビジュアルとアクションのクオリティ
映画のビジュアル面やアニメーションは非常に高く評価されています。ピクサーならではの緻密で美しいCG映像や、未来的な宇宙空間のデザインが魅力的で、迫力のあるアクションシーンも多くの観客を引き込みました。特に、宇宙船やバトルシーンの表現は臨場感があり、技術的な面での高評価が集まりました。
- キャラクターの成長とテーマ
バズ・ライトイヤーが自己と向き合い、過去の失敗を受け入れて成長していくというテーマが、感動的で深いメッセージを持っていると評価する声があります。自分の過去と対峙し、前に進むための決断を下す物語は、多くの観客に共感を呼びました。
- 新たな世界観の設定
この映画は『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤーとは別の世界観を持ち、「バズのオリジンストーリー」として新しい視点から描かれています。
この新たな設定に対して、フレッシュで斬新だと評価する声もありました。『トイ・ストーリー』のスピンオフとしては、よりリアルで深みのあるストーリーが楽しめたという意見です。
反対の理由
- 『トイ・ストーリー』とのギャップ
多くのファンは『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤーを愛しており、その親しみやすいキャラクターやコメディ的な要素を期待していました。
しかし、この映画のバズはよりシリアスで、硬派なキャラクターとして描かれているため、ファンの期待を裏切ったと感じた人も多くいました。『トイ・ストーリー』のユーモアや感情豊かなキャラクター性が薄くなっているという指摘がありました。
- 感情的な深さが欠けるとの指摘
映画の時間旅行や未来の自分との対立といったテーマが、一部の視聴者には複雑すぎると感じられました。
特に、ザークの正体が未来のバズであるという展開は、混乱を招いたり、物語が少しややこしいと感じた人も多かったようです。特に子供向けの映画としては、内容が重く、難解だという意見がありました。
- 『トイ・ストーリー』とのギャップ
『トイ・ストーリー』シリーズは感情的に強く訴えかける作品として知られていますが、『バズ・ライトイヤー』はその点で感情的な深さに欠けるとの意見もありました。
キャラクターたちの感情や人間ドラマが弱いと感じた観客は、映画のテーマに共感しにくいと感じたようです。
総括
『バズ・ライトイヤー』はビジュアル面やアクション、テーマ性などで高い評価を得る一方で、『トイ・ストーリー』ファンの期待と違った内容や、ストーリーの複雑さが一部の視聴者にとっては理解しにくく、賛否両論を引き起こす結果となりました。
まとめ
本記事は映画『バズ・ライトイヤー』のあらすじ/内容ネタバレについてまとめました!
映画本編ではザーグ未来のバズ)とバズ・ライトイヤーの戦闘シーンやバズの細かな心情まで深く描かれています!
出会った人によって人の未来が大きく変わる、ディズニーらしいテーマの最高の作品です♪