本記事では、大人気漫画『キングダム』の最新話である825話『南陽石』のネタバレ考察について詳しくまとめています。
最新話825話の見どころ
- 羌瘣隊、韓軍の援軍を足止め!
- 『将軍 沛曇の首』を狙う羌瘣
- 信の勝利を願う河了貂
- 渕が韓軍に見せる『南陽石』
- 李信が背負う『中華全土の人間の思い』
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【キングダム825話ネタバレ】羌瘣隊、韓軍の援軍を足止め!

最新話までの振り返り
天下の大将軍になる男
博王谷の強烈な攻撃を受け、意識が飛びそうになる李信。
しかし、田有、田永、沛浪の「信!!」という声が届き、意識を取り戻します。
李信は力強く、博王谷の攻撃を受け止めます。
李信は「思い違いなんてしてねぇよ。お前は韓の第二将で、俺は天下の大将軍になる男だ!」と宣言し、博王谷に反撃を開始します。
羌瘣隊、韓軍の援軍を足止め!
その様子を見ていた韓軍の兵士の一人は、左側の援軍が到着しないことに焦りを感じていました。
「なぜ左の軍が援軍に駆けつけぬのだ。沛曇将軍か会雲五千将のどちらかさえ来れば、この場は一瞬で片が付くのに」と思います。
博王谷の狙いは李信の首です。
ヨコヨコとの共闘で討ちきれなくとも、最後には左側の援軍によって仕留める計画でした。
しかし、左の軍が到来する気配はありませんでした。
韓軍の左側からの援軍が来ない理由は、羌瘣隊が強烈な進軍妨害を行っていたからです。
【キングダム825話ネタバレ】『将軍 沛曇の首』を狙う羌瘣

死闘を繰り広げる羌瘣隊
羌瘣隊も各所でギリギリの戦いを繰り広げており、いつ崩壊が起こってもおかしくない状況が続いていました。
韓軍将軍である沛曇は業を煮やし、「ええい、何をしておる! 博王谷を援けに行くぞ! 俺が出る。ついて来い!」と叫び、前線へ出撃します。
その姿に動揺する田典隊の兵士たち。
『将軍 沛曇の首』を狙う羌瘣
羌瘣の元へ急報を伝える騎馬兵が到着します。
「羌瘣様、急報です。田典のところに敵の将軍の本隊が…ぶつかれば田典隊は全滅します!」と告げます。
それを聞いた羌瘣は即座に判断し、「私が行く! 将軍沛曇の首を取って敵軍の動きを止めるぞ!」と宣言します。
兵士たちは「無茶です! 敵本軍は1万です。ここには今千人ほどしか…」と引き止めようとします。
ですが、羌瘣は「狙いは敵将1人。十分だ。礼も呼べ! 行くぞ南陳!」と命じ、戦場へ向かいます。
- 韓軍将軍・沛曇の本隊:羌瘣隊の一部である田典隊に向けて進軍。
- 羌瘣:羌礼と南陳を引き連れ、田典隊を援けに向かう。
【キングダム825話ネタバレ】信の勝利を願う河了貂

早期決着を狙う秦軍の策略
一方、河了貂は羌瘣隊と、残された竜川らが熾烈な戦いを繰り広げていることを確認します。
- 羌瘣隊:右側の敵大軍を一手に防ぐが、各所が限界を迎えつつある。
- 竜川、竜有、楚水たち:崇原や田有ら主力部隊が前線に向かったことで、残されたメンバーが相当な無理をしている。
序盤からこれほど戦局が激化したのは、早期決着を狙う秦軍の策略によるものでした。
信の勝利を願う河了貂
河了貂は「狙い通りの早い展開だけど…あとはそれが吉と出るか凶と出るかだ!」と言います。
各所はすでに限界に近づいています。
歩兵も騎馬も、そして羌瘣隊も、いつ大崩れが起きてもおかしくないほど無理を強いられています。
そして、河了貂は心の中で「急いで、信! 全員が耐えている間に何とかして博王谷を討ち取って…」と祈ります。
【キングダム825話ネタバレ】渕が韓軍に見せる『南陽石』

渕が韓軍に伝える『南陽の現状』
李信の攻撃を受けてなお持ちこたえる博王谷は、「韓の民を秦の奴隷になど断じてさせるものか!」と強く言い放ちます。
それに対し、渕副長が声を上げます。
「何を言っている。我らが韓人を奴隷になどするわけがないであろうが! 南陽の状況がお前たちの耳には届いていないのか!」
- 博王谷軍は、長く南陽の守備についていた。
- その南陽の民と秦軍は、互いに協力し合い、寝食を共にするほどの共存関係を築いてきた。
秦軍は初めから韓人を奴隷にすることなど望んでいない。
博王谷の反論
博王谷は「南陽の話は聞いている。だがな、それはお前たちの勝手な思い込みだと言っているのだ!」と言い放ちます。
- 武力で占領された南陽の民は、秦軍に従うしかなかった。
- 心の底では憎悪に燃え、腹の底が煮えくり返っていたが、家族を守るためにただ大人しくしていただけ。
渕が韓軍に見せる『南陽石』
渕は「勘違いなどではない!だったらこれは何だ!」と言いながら、南陽の一家族から出陣時に贈られたお守りを取り出して見せる。
「南陽石!?本物なのか!?」と、ざわつく韓軍の兵士たち。
渕に続いて、田永、田有、そしてその他の秦軍の兵士たちも次々と声を上げます。
「副長だけじゃねぇぞ!」「俺たち全員が持っているぞ!」
それぞれが南陽の民からもらったお守りを、韓軍の兵士たちに見せました。
秦軍と南陽の民が築いた絆の証
「俺は京と筑。かわいい兄弟からもらった!」
「おれは黄羊って老人からだ。見えねぇ目で必死に作ったって…」
「俺は邦青って綺麗な奥さんから。親父さんを昔秦との戦いで亡くしているのに…」
秦軍の兵士たちは次々と南陽の民との絆を示すお守りを掲げ、韓軍の兵士たちを動揺させるのだった。
【キングダム825話ネタバレ】李信が背負う『中華全土の人間の思い』

怒る博王谷
博王谷は怒りを露わにし、「ふざけるな。それで南陽はお前たちに占領されて良かったとでも言いたいのか」と叫びます。
李信はそれに対し、「そんなこと言うわけねぇだろ! 南陽の民は望んで秦軍に占領されたわけじゃねぇ。
住人たちにすれば、俺たちに入城されず、今まで通りの南陽であり続ける方が良かったに決まっている。」と反論します。
李信が韓軍に伝えたいこと
- 南陽の民は、韓軍が考えるような奴隷のような扱いは受けていない。
- 秦軍は侵略者だが、それはこの長く続く戦乱の世を終わらせるための行動。
秦王は『戦乱の世』を終わらせることができると信じている。
少なくとも、李信が背負う『中華全土の人間の思い』
李信は「秦王がそう強く信じているから今の俺はその思いも乗せて戦っている。
だとするなら、お前が韓の民の思いを背負って力にするように俺はこの先の中華全土の人間の思いを背負って力にするってことだ、博王谷!」と力強く言います。
- 李信:この先の中華全土の人間の思いを背負っている
- 博王谷:韓の民全員の思いを背負っている
博王谷は「傲慢の極みだ!秦将 李信!」と言い、攻撃を仕掛けます。
李信は「それも言われなくても分かってる。話し合っても決着なんかしねぇ。」と言い、博王谷の攻撃を受け止めます。
博王谷と李信の譲れない戦い
博王谷は「当然だ。だからここは戦場なのだ」と力強く言い放ちます。
立場は異なれど、国の未来を背負った者同士による譲れない戦いが幕を開けます。
最後は、博王谷と李信が互いに大きく矛を振りかぶるシーンで幕を閉じます。
伏線まとめ
まとめ
本記事では、大人気漫画『キングダム』の最新話である825話『南陽石』のネタバレ考察について詳しくまとめました。
最新話825話の見どころ
- 羌瘣隊、韓軍の援軍を足止め!
- 『将軍 沛曇の首』を狙う羌瘣
- 信の勝利を願う河了貂
- 渕が韓軍に見せる『南陽石』
- 李信が背負う『中華全土の人間の思い』

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