壮大なサバンナを舞台にしたディズニー実写映画『ライオンキング』
2019年8月9日に日本で初公開されました!
父 ムファサがメインの映画が今年の12月、ついに公開されます!!
本記事は、実写映画『ライオンキング』のあらすじ、内容ネタバレ、原作との違いについてまとめました!
実写映画『ライオンキング』について
命は巡る、真実の王が帰還する
概要
- 公開日:2019年8月9日(日本)
- ジャンル:アニメーション / ファンタジー / 冒険
- 監督:ジョン・ファヴロー
- 制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
- 興行収入:約2,465億円
あらすじ
広大なアフリカのサバンナに、動物たちの王となるべく生まれたライオンの子、シンバ。彼は偉大な父ムファサのもとで、未来の王としての教えを受けながら無邪気な幼少期を過ごしていた。
しかし、ムファサの弟であり、王位を狙うスカーの陰謀により、ムファサは命を落としてしまう。父を失ったショックと、自分のせいだという罪悪感から、シンバは王国を捨て、荒野へと逃げ出す。
逃亡先で出会った仲間ティモンとプンバァの「ハクナ・マタタ」の教えのもと、シンバは過去を忘れ、自由気ままな生活を送るようになる。
しかし、やがて運命は彼を呼び戻す。幼なじみのナラとの再会、そして亡き父の声を聞いたシンバは、自分が真の王として立ち上がらなければならないことに気づく。
荒廃した故郷に戻り、邪悪なスカーと最後の戦いに挑むシンバ。彼は、父の遺志を受け継ぎ、真のリーダーとして成長していく。
サバンナに平和を取り戻し、新たな命がまた巡る。シンバはついに王となり、命の輪は再び回り始めるのだった。
内容ネタバレ
第1章:王の誕生とサバンナの祝福
サバンナの動物たちがプライド・ロックに集まり、王ムファサと女王サラビの子、シンバの誕生を祝うシーンから物語は始まります。
ラフィキがシンバを高々と掲げる瞬間、壮大な「命のサークル」が明確に描かれ、シンバの誕生が新しい時代の到来を意味することが強調されます。
このシーンは、広大なアフリカの大地と動物たちの美しい映像で、物語に壮大なスケール感を与えます。
第2章:無邪気な冒険とスカーの陰謀
幼いシンバは父ムファサから王としての教えを学びつつ、無邪気にサバンナを駆け回ります。
父のような強い王になることを夢見るシンバは、友人ナラと共に「象の墓場」への危険な冒険に挑みます。しかし、そこにはハイエナたちが待ち受けており、スカーの陰謀が密かに進行しています。
第3章:悲劇の夜とシンバの追放
スカーはついに決定的な行動を起こします。彼はシンバを罠にかけ、大規模なヌーの暴走を引き起こし、その混乱の中でムファサは命を落としてしまいます。
シンバは自分のせいだと思い込み、スカーに「王国から逃げろ」と命じられ、絶望のまま荒野へと去っていきます。
第4章:新たな仲間と自由な生活「ハクナ・マタタ」
荒野で倒れたシンバは、陽気な仲間ティモンとプンバァに救われます。彼らは「ハクナ・マタタ(心配ないさ)」という気楽な生き方をシンバに教え、過去を忘れて今を楽しむ生活を送るよう勧めます。
シンバは彼らと一緒に、自由で無責任な生活を楽しみますが、心の奥では王としての使命を忘れることはできません。
第5章:運命との再会と覚悟
ある日、かつての友人ナラがシンバを見つけ、スカーの支配によってプライド・ロックが荒廃していることを伝えます。
シンバは過去と向き合うことを恐れ、最初は帰還を拒むものの、亡き父ムファサの声と、導師ラフィキの言葉によって、彼は自分が逃げていた責任と運命に気付きます。
第6章:王の帰還と最後の決戦
シンバはついにプライド・ロックに帰還し、スカーとその手下ハイエナたちに挑む最終決戦に突入します。
燃え上がるプライド・ロックを舞台にした壮絶な戦いの中、シンバは父ムファサの勇気を思い起こし、スカーを打ち破ります。
ここでシンバは、自分の過去を乗り越え、真のリーダーとして王国を取り戻します。
第7章:命の輪と新しい時代の始まり
スカーが倒され、シンバはついにプライド・ロックの頂点に立ちます。雨が降り注ぎ、荒廃していたサバンナは再び命を取り戻します。
シンバは王として、ナラと共に新しい時代を築いていきます。
そして、ラストシーンでは、新たな命の誕生が祝われ、「命の輪」が再び巡ることを象徴します。
原作との違い
映像技術とアートスタイル
- オリジナル版
統的な2Dアニメーションで描かれており、カラフルで表現豊かなアートスタイルが特徴です。
キャラクターの感情や動きが、アニメならではの柔らかい表現で描かれています。 - 実写版
最先端のCG技術を駆使して、リアルな動物たちの姿やサバンナの風景を描写しています。
動物たちが本物そっくりに表現されており、自然でリアリスティックな映像が特徴ですが、その分、キャラクターの表情や感情の描写が制限されていると感じる視聴者もいました。
音楽のアレンジ
- オリジナル版
音楽はエルトン・ジョンとティム・ライスが手がけた楽曲が特徴で、「サークル・オブ・ライフ」「愛を感じて」など、多くの楽曲が象徴的です。 - 実写版
同じ楽曲が使用されていますが、音楽のアレンジや歌い手が現代的にアップデートされています。
また、ビヨンセがナラの声を担当し、彼女による新曲「Spirit」が追加されています。
音楽面ではより壮大でドラマチックなアレンジが加わっているのが特徴です。
シーンの拡張と追加
- オリジナル版
テンポよく展開する短めのシーンが多く、感情的な瞬間が強調されています。 - 実写版
一部のシーンがより長く、詳細に描かれています。
特に、ナラがシンバを探しているシーンや、プンバァとティモンの背景がより深掘りされています。
キャラクターの感情表現
- オリジナル版
アニメーションならではの大げさで感情豊かな表現が可能でした。
シンバやスカー、ティモンとプンバァなど、キャラクターたちは感情豊かに動き回り、顔の表情も誇張されていました。 - 実写版
リアルな動物の姿を再現しているため、キャラクターの感情表現が控えめです。
特に、動物の顔がリアルであるため、表情による感情の伝達がアニメ版ほどは強くありません。
セリフの変更や追加
- オリジナル版
簡潔で印象的なフレーズが多く、子どもにもわかりやすい内容となっています。 - 実写版
キャラクターのセリフが一部変更され、より現代的で自然な会話が多くなっています。
また、一部のセリフが追加され、キャラクター同士のやり取りが少し深みを増しています。
アクションシーンのリアリズム
- オリジナル版
アニメーションならではのダイナミックな動きが特徴で、特にクライマックスのスカーとの戦いは、スタイリッシュかつ壮大に描かれています。 - 実写版
より現実的な動物の動きを再現しているため、アクションシーンがより現実的なスピード感と緊張感を持っています。
動物たちの体格や戦い方が自然に見え、リアルな迫力が増しています。
「ハクナ・マタタ」の解釈
- オリジナル版
明るくユーモラスなシーンとして描かれ、ティモンとプンバァの楽しい歌や軽快な音楽がシンバの成長をサポートする重要な要素です。 - 実写版
同じく重要な場面ですが、CGによるリアルな動物の姿と自然の風景が重なることで、楽しいながらもやや現実感が強い印象になっています。
まとめ
壮大なサバンナを舞台にしたディズニー映画
『ライオンキング』
その最新作が2024年12月20日(金)公開されます
最新作『ライオンキング ムファサ』の公開が待ち遠しいですね♪