本記事では、大人気漫画『キングダム』の最新話である第821話のネタバレ考察含む内容を詳しくまとめています。
今回の見どころ
- 寧姫が無血開城を拒否した理由
- 秦vs韓の戦況
- 騰vs洛亜完
- 寧姫は無血開城を選ぶのか？
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【キングダム821話】寧姫が無血開城を拒否した理由
最新話までの振り返り
寧姫、無血開城を拒否！
820話にて、騰は寧姫に「どうか新鄭を無血開城していただきたい。韓の民をお救いください」と強く訴えます。
しかし寧姫は「新鄭を無血開城など致しません」と、はっきりと答えます。
さらに、「韓は降伏など絶対に致しません。最後まで徹底抗戦します！」と力強く言い切りました。
寧姫が無血開城を拒否した理由
騰と寧姫は、「国が滅ぶ」ということについて、それぞれ異なる認識を持っています。
- 騰：「国が滅ぶ」とは、単に統治権が移るだけであり、双方の理想郷への一歩に過ぎない。
- 寧姫：「国が滅ぶ」とは、民が築き上げてきたすべての歴史が終わることを意味する。
ちょきこの対比から、騰は「未来」を見据えており、寧姫は「過去や歴史」を大切にしていることが分かります。
また、韓の兵士たちは現在、「国が滅ぶことで韓人ではなくなり、その魂を失ってしまうこと」を防ぐため、必死に戦っています。
そのため、寧姫は彼らの想いを無視することができず、無血開城を拒否したのです。
最新話までの伏線まとめ
【キングダム821話】秦vs韓の戦況
秦vs韓の戦況
韓軍の方が兵力が多く、兵士たちも練兵を重ねています。
双方の兵数は以下の通りです。
- 秦軍：16万人（騰軍10万、飛信隊6万）
- 韓軍：19万人（洛亜完軍12万、博王谷軍7万）
また、秦軍の大半は新兵ですが、韓軍は正規軍として長い時間をかけて練兵されてきました。
- 韓軍は正規軍として練兵に時を費やしてきたが、この十数年、大戦を経験していない。
- 秦軍は大半以上が新兵だが、それを率いているのは騰軍と飛信隊の実戦を生き抜いた者たち。
ちょき兵数や練兵の差を考えると、秦が韓を滅ぼすことは簡単ではなさそうです。
秦軍の実戦経験がどれほど戦局を左右するかが鍵となるでしょう。
騰は「韓が滅びる」と断言している
819話にて、騰は寧姫に「よく聞いてください、寧姫。韓は滅びます。」と断言しました。
- 秦国は、韓が滅ぶまで全力で攻撃を続ける
- 騰軍が韓攻略に失敗しても、次の軍が興り、再び新鄭攻略に乗り出す
- 洛亜完のような名将がいても、韓の力では秦軍の攻撃を止め続けることはできない
816話で騰が「軍の真の強さは実戦経験にある」と語ったように、兵数や兵力では韓軍が優勢であっても、秦軍は修羅場をくぐり抜けてきた実戦経験に基づく戦闘力で勝っています。
騰は、この経験の差こそが戦局を決定づけると考えています。
彼の「韓が滅びる」という発言は、こうした現実を踏まえ、韓の未来を見据えた上での断言と言えるでしょう。
最新話までの伏線まとめ
【キングダム821話】騰vs洛亜完
戦いは、新鄭まで続かない！？
817話にて、「我らの戦いは、新鄭まで続かぬ」と意味深なナレーションが入りました。
これは、新鄭（韓の都）まで戦いが長引くことはない、つまり、それまでには勝負が決するということを示唆しています。
- 秦軍が速やかに韓軍を攻略する戦略を持っている可能性がある
- 戦局が大きく動く前触れとも捉えられる
騰vs洛亜完①
820話で寧姫との別れ際、騰は「洛亜完の首をとって新鄭へ行きます。どういう形であれ再会致しましょう。それまでどうか健やかで」と語りました。
この発言は、騰と洛亜完の対決を予感させるフラグとも捉えられます。
第一将である洛亜完の首を討ち取れば、韓軍の士気や戦意は大きく低下するでしょう。
その結果、韓軍の抵抗が弱まり、新鄭までの戦いが長引くことなく、早期決着となる可能性が高まります。
騰vs洛亜完②
秦軍の本命は王都・新鄭であるため、英呈平原で兵を失いすぎるわけにはいきません。
そのため、秦軍は「早めに将校の力を前面に押し出し、韓軍が勢いをつかむ前に決着をつける」という先手必勝の策を講じています。
寧姫との会談を終え、前線の干央軍と合流した騰が、洛亜完の首を狙って動く可能性は非常に高いと考えられます。
最新話までの伏線まとめ
【キングダム821話】寧姫は無血開城を選ぶのか？
戦場を目の当たりにした寧姫
820話にて、騰が寧姫を連れてきたのは、現在激戦が繰り広げられている英呈平原でした。
そこには見るも無惨な殺し合いの光景が広がっていました。
騰が語る戦場の惨状
- 蔓延しているのは無念の死と傷を負ってもがき苦しむ声
- 国のために家族のためにと高潔に奮い立つのは開戦まで
- あとはただ恐怖と苦痛に耐えて血を流すだけ
騰は寧姫に「そしてその後、彼らの帰りを待つ家族たちがまた苦しむのです。」と伝えました。
韓の民にとって何が一番なのか
820話にて、騰は寧姫に「残念ながら、私の話に納得していただけませんでしたが、それでも私の考えはお話しできました。あとは王都に戻りよくお考えください。」と伝えました。
上記を受けて寧姫は「韓の民にとって何が一番なのか」と考える必要があります。
- 韓を1日でも長く保つのか
- それとも、早めに犠牲を止めるのか
寧姫は無血開城を選ぶのか？
820話で、騰は寧姫に対し、降伏し、170年続いた韓の歴史に終止符を打つよう求めました。
戦争を始めることも終わらせることもできるのは、王族だけです。
さらに、騰は「民のことを第一に考える寧姫にだからこそ、この話をしました」と伝えました。
寧姫が無血開城を選ぶ可能性
- 騰が見せた戦場の惨状と「帰りを待つ家族の苦しみ」という言葉は、民を第一に考える寧姫に深く響いた可能性があります。
- 長引く戦争は民をさらに苦しめるだけであり、それを避けるために無血開城を選ぶことが合理的です。
- 洛亜完のような名将がいても、韓軍は秦軍の攻撃を長期間防ぎきれない状況です。
戦争を続ければ犠牲が増えるだけで、最終的には降伏に追い込まれる可能性が高いです。
寧姫が無血開城を選ばない可能性
- 韓の王室である寧姫にとって、170年の歴史を自分の手で終わらせることへの抵抗感は大きいでしょう。
- 韓の兵士たちは国と誇りを守るために戦っています。
寧姫が彼らの気持ちを無視できない可能性もあります。
寧姫が無血開城を選ぶかどうかは、「民の生活を守る現実的な選択肢」と「国の誇りを守る責務」のどちらを優先するかにかかっています。
騰の説得力と韓の現状を考えると、無血開城を選ぶ可能性が高いと言えます。
最新話までの伏線まとめ
まとめ
本記事では、大人気漫画『キングダム』第821話のネタバレ考察含む内容を詳しくまとめました。
今回の見どころ
- 寧姫が無血開城を拒否した理由
- 秦vs韓の戦況
- 騰vs洛亜完
- 寧姫は無血開城を選ぶのか？
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